出会い
彼との出会いについて書こうと思う
私たちが出会った時、お互いにとても酔っ払っている状態だった。
正直、私はその日の記憶が曖昧で、細部まで覚えていない。
その日のうちに私は彼の家に行き、関係こそ持たなかったが、連絡先を交換した。
このことが、付き合って初期の時期、彼を苦しめることになる。
数日後、彼から連絡をもらって、改めてデートをすることにした。
記憶は曖昧だったが、家に行った事、何か粗相はしなかっただろうか...という申し訳なさで、会って確認した方がよいだろうと思った。
実は顔もあまり覚えていなかったんだけど。
彼の提案でミュージアムで写真展を見た。
とても話しやすく、ミュージアムでも程よい距離感を保ってくれ、とても好印象だった。その後、早い時間だったけど、お酒を飲みに行って、たくさん話をした。
お互いにどんな仕事をしているのか、出身はとか、本当にたくさん話した。
時間を埋めたくて話していた訳ではなく、心から楽しくて話していた。
心底「この人とは相性が合うなぁ」と思えた。
結局、その日から私たちは、付き合うことにした。
私の中では運命的で、衝撃的に気の合う人と出会ったと思った。
これも、後になって見ればボーダーの人と付き合う人が体験するよくある事例だったみたい。
情報によるとボーダーの人たちは人を惹きつけ、放っては置けないと思わせる強い印象を残す。なので、出会った人は私のように運命的な出会いをしたと感じることが多いそうだ。
次回は「1度目の別れ」について書こうと思う。
HIKÜ